2025/06/29 23:45


2025年6月29日、29歳になりました。
20代最後の年。
三十路手前。

なんだかよく分からないけど大事そうな感じがします。

というわけで、せっかくなんでちょいと自分語り。

(彫金のおししょーが作ってくれた鯛の塩釜焼き)

28歳はなんだか激しかった。

・7年ぶりの音楽のライブ
・長年付き合った恋人とお別れ
・ものづくりを始めるきっかけの銀座三越での展示
・学生から続けていたサイト制作の仕事を完全に終了
・バイトとして関わっていたギャラリーの仕事で突然副代表に
・spiralでの展示
・洋品店rasikuさんが自分の作品に合わせてシャツを作ってくれてのイベント"ROUTE"
(・ここには恥ずかしくて書けないあれやこれや)

まあなんだか色々なことがあった気がします。

そしてこんな日々の中ふと気が付いたのは
「自分はもらいすぎていないか?」ということ。

起きたことや今の状況を振り返ると本当に色んな人が気にかけてくれて、引き上げてくれて、支えてくれていて。

そのことにあまりにも無自覚で時には無下にしていたことを恥じたと同時に

あまりにも貰ってばかりすぎるアンバランスさに気付きました。


自分で掴んだものなんて本当は何もないほど、誰かのおかげで今の自分がある。

そのことに気付いた夜、感謝と後悔が一気に押し寄せてきたのを覚えています。

(rasiku1周年イベント"ROUTE"の一コマ)

そんなことにやっと気付いた28歳。
これからの自分はどう生きていこうか。そしてどう返していくのか。みたいなことをよく考えていました。

後悔?
ひたすら謝罪?
今を精一杯生きる?
事あるごとに手土産持ってく?
いただいた仕事で成果を出す?
もらう以上に与えるを意図する?

いくつかの訳分からんものはさておき、まあどれも必要な気もする。

ですがきっと根本的には"目の前にいてくれる人を大切にする" を意図する事なのかなと思いました。

無下にしてしまい今は疎遠になってしまった人もいて。後悔で過去に引きずられてしまう自分がいます。

だけど、やはり失ったものばかり数えていてもしょうがないし
今目の前にいてくれる人、大切にできるししたい人を大切にしていくことが、結局は疎遠になってしまった人々ごと大切にすることでもあるのかなと。(大切のゲシュタルト崩壊)

美しいものばかり探して
美しかった過去を求めて
目の前にいてくれる人の美しさに気付けないのはもうやめにしよう〜。

素敵な思い出は感謝と共に胸にしまって、目の前の人・ことを大切に高い意図を持って未来を創る。

友人達がコースのように一品ずつ料理を振る舞ってくれた今晩の誕生日会。
なんだか急に腹落ちしました。

(誕生日会のお品書き)

なんだか like a 反省文なブログでしたが、最後にこの一年の抱負を書いてそれらしさを。

・個展開催
・"楽しい"を意図したものづくり
・EPくらいの曲数を作ってリリース
・ギャラリーのお仕事頑張る(抽象的)
・優しい言葉で笑いを作る(たまに強く言い過ぎて後悔する)

数字が一つもない定性的な目標でビジネスマンからボロカスに言われそうですが、まあ許してください。

28歳の一年でしばらくの人生の方向性は決まったのであとはDo!!

自分の表現は自分のペースを大切に、組織の中でやる仕事は自分がオーナーであるくらいの気持ちで。
目の前の人・ことを大切に、丁寧に。

そんな感じでやってこうと思います。

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長文乱文、最後までありがとうございました。

よかったら29歳の僕もよろしくお願いします。

(ギャラリーオーナーによる即席おしゃれバースデーランチ の途中経過)